漫画「チート薬師のスロ~ライフ ~異世界に作ろうドラッグストア~」の魅力や面白さを紹介!!

橙的に面白いと思ったポイント

最初に管理者がこの作品を面白いと思ったポイントを紹介します。

・異世界転移して、手に入れたスキルが鑑定と創薬。

・創薬のスキルがチート過ぎて面白い。

・異世界転移に必須とも言うべき、魔法の話が出てこない。

・魔族はいるが、戦闘をする話が全く無い。

・主人公を取り巻くヒロインたちがかわいい。

1巻のあらすじ

主人公の桐尾礼治(きりお れいじ)が異世界に転移するところからこの物語は始まります。

レイジは気がつくと見たこともない木々や生き物のいる森にいて、その近くに傷ついた狼が一頭倒れていました

狼はポージョンを持っていたのでそれを飲ませようとしたのですがあまりの臭さで狼は飲もうとせず、鑑定と創薬のスキルを持っていたレイジは自分でポーションを作り狼に飲ませると、あまりの美味しさに狼は大喜びします。

こうして、人狼ノエラと出会い、レイジとノエルは近くの町に行きます。

ノエラがお腹をすかせたので食事をしようとするがお金がないため、さっき作ったポーションを売ることを思いつき、近くの商店へ売り込みに行きます。

この世界のポーションは、臭い・苦い・不味いと三拍子揃った代物と言うのが常識なようで、レイジのポーションは革命的な味だと言って、亭主に店での販売を懇願され、レイジは快諾します。

レイジのポーションは革命ポーションとして、町で飛ぶように売れ、レイジは宿住まいから定住を考えて、商店の亭主に空き家がないかの相談をします。

亭主に紹介された物件は、ボロくて取壊しの話が出たこともあるが、なぜか取壊しの出来ない物件とのことでしたが、作りもしっかりしている良い物件だったようで、レイジはここに住むことを決めます。

掃除を一通り済ませてレイジが一休みしていると、自分を幽霊と思っていない幽霊ミナが天井に現れ、漫才のようなやり取りをします。

話すうちにミナが悪いものではないと判断したレイジは、この家で薬屋を営んで生活することをミナに話し、ミナもそのお手伝いをすると実体化して降りてきます。

家の改築を町の大工に依頼するが、高齢で重労働が大変なようで作業が捗らないことを心配したレイジは、大工たちが少しでも元気になれるようエナジーポーションを作って渡すとみるみるうちに大工たちが元気になり、改築工事が1日で終わります。

こうしてレイジはお店を開店すると、革命ポーションの噂が町中に広まっていたため、初日から大盛況となりますが、そんななか弓の名手として知られているエルフクルルが来店し、お祭りで披露する弓の長距離射撃が当たらないので、矢の当たる薬が欲しいと依頼をしてきます。

クルルと話をするなかで、弓の不調は目の疲労よる機能低下なのではと気付き、目薬を作って渡すと、目の疲労が回復して弓の長距離射撃は成功します。

出典:チート薬師のスロ~ライフ ~異世界に作ろうドラッグストア~ コミックス1巻の表紙より

橙がなぜ面白いと思ったのか

・異世界転移して、手に入れたスキルが鑑定と創薬。

主人公が異世界に転移して手に入れたスキルが戦闘にも使用できず、先頭支援すら難しいようなスキルの鑑定と創薬のスキルです。

この世界にはレベルという概念もなく、レベルを上げて新たなスキルを手に入れるようなこともできない世界になっており、主人公が冒険に出て敵を倒したりするような話になっていません。

異世界ものは転移や転生した主人公が手に入れるチートスキルといえば、ほとんどが戦闘に使用できるようなものですが、この作品は戦闘にまったくと言っていいほど向いていないスキルを渡され、そのスキルでできることを考えて、精一杯やりながら生きてくと言うところが面白いと思える作品です。

・創薬のスキルがチート過ぎて面白い。

話の中に若返りの薬を求められるような話があり、普通であれば作ることすらできないと思われるような薬でも、主人公の頭の中に製法が浮かんでくるようです。

ただ、それを作るためには相当に珍しい材料が必要らしく、作れないと判断した主人公は作ることをあきらめて、ほかの方法を模索します。

普通じゃ存在していないような薬も、頭に思い浮かべただけで製法が浮かんできて、材料さえあれば作れてしまう、そんな創薬スキルのチートさが面白いと思いました。

・異世界転移に必須とも言うべき、魔法の話が出てこない。

主人公の創薬スキルがチート過ぎて、魔法に近いようなことを数々行うのですが、この作品には魔法という概念のもの出てきません。

異世界もので主人公が手にするのは大抵が魔法に関するスキルだったり、魔法の概念がコンピューターのブログラムと似ていることから、元プログラマーだった主人公がその知識を駆使して魔法でチート的な活躍をすることが多いと思います。

ですが、この作品では魔法の申し子のように描かれることの多いエルフですら、魔法使いではなく弓の名手として登場することや、精霊ですらそういった能力を持っておらず、食事にありつけないといったところが他の作品と違い面白いと思いました。

・魔族はいるが、戦闘をする話が全く無い。

異世界ものの敵として描かれる、魔族やその大将である魔王はこの作品の中にも登場します。

ですが、この魔王が主人公のつくるポーションのうまさに取りつかれて、薬物中毒者のようになりポーションを飲み続けます。

挙句の果てには自分でポーションを作るため、主人公に弟子入りてしまいます。

こんな状況では魔族と戦闘するようなことにはならず、魔族や魔王と仲良く共存しているところが他の作品とは違い面白いなと思いました。

・主人公を取り巻くヒロインたちがかわいい。

主人公のお店にいる人狼のノエラや幽霊のミナはとにかくかわいいです。

話が進むごとに主人公の周りにはいろいろなヒロインたちが登場しますが、みんな個性的で一人一人が違った魅力を持っています。

そんな魅力的なヒロインたちを見て、お気に入りのヒロインを見つけることができる作品です。

人狼のノエラ 幽霊のミナ

出典:チート薬師のスロ~ライフ ~異世界に作ろうドラッグストア~ コミックス1巻より

題名にスローライフとつくぐらいですので、人いがみあったり、争うことにつかれた人の心を癒してくれる、そんな薬になるような作品です。

興味を持った方は一度、読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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